犬パルボウィルス

犬パルボウイルスの治療方法

福山真子
投稿者 福山真子. 更新された: 16 1月 2017
犬パルボウイルスの治療方法

パルボウイルスというのは犬によくある病気です。特に生まれてすぐの犬に起きます。発見が遅ければ命の危険もある病気です。あなたの犬がよく吐いたり、食べなかったり、体重が減ったりしたらすぐに獣医に連れて行って検査してもらいましょう。こちらではさらに詳しく犬パルボウイルスについて解説しているので、興味があれば読んでみてください。

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従う手順:

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犬パルボウイルスかなと思ったら、まずは獣医に連れて行きましょう。そしてどんな病気か診断してもらいましょう。犬パルボウイルスと診断されたら、脱水症状にならないように対処しないといけません。そのために医者に薬について聞いてみましょう。

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まず獣医は血清をチェックします。水分が十分に足りているかを見るためです。また、犬自身の免疫力を保つ手助けをする効果を期待して、猫インターフェロン製剤の投与が行われることが多いです。それに、嘔吐や下痢により失われた体内の水分や電解質を補給する点滴治療や、腸内細菌による二次感染を抑制するための抗生物質投与がおこなわれます。

病気が深刻な場合はさらに注意して観察しないといけません。

犬パルボウイルスの治療方法 - ステップ2
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血清を与える割合や量は犬の大きさ、体重、病気の進行によって獣医が決めます。ウイルスが引き起こす下痢によって、犬は出血してしまいます。そのため休んで回復さけないといけません。子犬も大人の犬も、ワクチンをして予防をしましょう。

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血清を与えることで、血の流れもよくなり、水分も十分に回り、回復し始めるでしょう。その後もしばらく治療を続けて様子を見ましょう。いつも獣医が薬の量や割合など決めないといけません。この病気は 低カリウム血と関係しています。犬は回復するために カリウムが必要です。

犬パルボウイルスの治療方法 - ステップ4
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もし犬を入院させたくないなら、自宅でできる治療法もあります。通常、獣医はまず抗生物質を使って治療をしてから、自宅で行う治療法を詳しく説明してくれるでしょう。自宅で治療を始めたら、時々は医者に行き、様子を報告しましょう。それより前にまずは病院で医者が血清の治療をしてくれると思います。家で治療するなら、犬用のブランケット、ベッドなど全て用意しておかないといけません。この治療は数ヶ月は続くでしょう。

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今から説明する方法はいい方法なんですが、全てに犬に効くわけではありません。なので病状によって異なります。子犬の場合、しっかりとした免疫システムができていないので、薬を与えて強い体を作らないといけません。家で治療をする場合、獣医は自宅用血清をくれると思います。(獣医の許可なく勝手に血清をあげないでください。)とにかく治療を始める前に必ず獣医に相談してください。

犬パルボウイルスの治療方法 - ステップ6
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タミフルのようにこの病気によく効く薬もあります。これは風邪のウイルスを倒す薬です。体重1Kgあたり、2mlを服用しましょう。つまり犬が10kgなら20ml与えてください。一日1回、10日間、同じ時間にあげてください。タミフルは医者の処方なく使ってはいけません。使う前に必ず獣医に聞いてください。また、これはよく効く薬ですが、全ての犬に効果があるわけではありません。

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犬がパルボウイルスであるか知るには、パルボウイルスの症状を知っておかないといけませんね。パルボウイルスは消化システムにダメージを与え、以下のような症状を引き起こします。

  • 元気がない
  • 息苦しい
  • 食欲不振
  • 吐き気、嘔吐
  • においが強くて、血が混じった糞
  • 脱水症状

このような症状があれば、すぐ獣医に見てもらいましょう。

犬パルボウイルスの治療方法 - ステップ8
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この病気は予防が大切です。以下の方法を試してみてください。

  • 獣医のお勧めを聞き、ワクチンをしましょう。
  • 犬のシラミを取りましょう。
  • 犬と犬のまわりを清潔に保ちましょう。
  • 犬の食べ物や飲み物の器をきれいに洗いましょう。

犬が感染したら、ダニがまだ犬小屋に残っているかもしれないので、しっかりと管理しないといけません。それが治ったとしても、また感染する恐れがあるので、気をつけましょう。

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